2010-01-01から1年間の記事一覧

来月

来月、東京に弓を買いに行く。 三田の弓具店に行く。 森茂夫を買う。 一燈斎も買う。 でも来月なのだ。 念願の森。 黒ニベ 楽しみ過ぎて眠れない。 買うのは六分。 弱弓では女も守れない。 的へ豪速矢一閃。 ひゅー、どん。 楽しみ。

雑記

10月16日 蚊が最後の吸血をもとめて彷徨う 宮川町 燃やし終えたはずの夏 300射の弓より つかれた

雑記

修論提出まで三ヶ月か。もう書かないとね。 最近の弓の稽古での浮き沈みの激しさが、今の生活のすべてを物語っている。 タバコスパスパとハイテンションな夜。 胃痛と常備薬の悲しみ。 資料集めのメンドクサさに押しつぶされ、帰宅して疲労し寝る一日。 留学…

美容

さいきん肌がぴちぴちしてる。 朝、顔を洗うとき、肌の水はじきがよくなっている。 今日も友達が同じことを言った。 ということは、 弓の効果か? ぴちぴち肌=生活の充実?、 おもいあたる充実の節はことし弓を再開した以外にない。 3月頃に再開したときは…

古弓

竹弓を買った。 羽津半兵衛という京都の弓師の作である。 維新前後の京では七〇前後の弓工房が五条付近にあったらしい。 昭和中期には二軒に減り、現在は一軒を残すのみである。 昭和になくなった一軒が羽津。 薩摩成りのようにグラマラスな格好とは打って変…

試合と進路と将来と

大阪で弓の試合に出場した。 八年と四ヶ月ぶり。 結果は八射三中の予選落ち。 自分惨めすぎ。 くやしさを通り越して、道化的な嗤いが… くそ、あいかわらず本番に弱いな。 気分を切り替えて、違う話題。 おととい修論の中間発表会が終わった。 中間発表会のプ…

試合

ひょんなことから今週末に大阪で開催される関西圏の大学のOB戦に出場することになった。 先日知り合いになった府立大出身の人にお誘いを戴き、会の知り合いと三人での出場である。 出身学部で弓を引いていなかった私もなんとかねじ込んでもらった。 しかし届…

お前の弓は弓やない

おとといのこと、尊敬するY先生に射を酷評される。 とくに手のうち(弓を握る左手)の働きが死んでいるとのこと、 まだ私より的中のでない少年の方が働きを分かっている云々、 右手の親指が下を向いてしまっており離れ方が悪い云々。 「お前の弓は弓やない」…

普段通っている道場で会に入るお誘いを受けていた。 ずっと悩んでいたのだが今週ついに入会した。 昇段審査や試合に出場するには所属が必要ということもあった。 野良の弓引きを継続しようとも考えたが、たまには思い切ったことも必要である。 本日は歳の近…

スタイル

やっぱり伸び悩んでいる。 弓など。 今日はがむしゃらに300射引いた。 弓引いただけで一キロも痩せた、ありえん。 周囲との温度差もはんぱない。 ぐだぐだな雰囲気の道場で俺一人だけ湯気でてるw 帰宅し一度部屋にねそべった体は床に張り付いて動かない。…

Kさん

今日は弓の話。 弓の名人とか達人の逸話を聞き知ったことは多々ある。 それでも、自分が目にして衝撃をうけた射に最高のリアリティーがあると思う。 高校時代に、弓道部OBのKさんが一度だけ学校の道場に弓を引きにきた。 二十代のころには七分超の弓をひい…

備忘録

今日も弓の話、 ではなく、女友達の一言を書き留める。 Q、彼氏とラブホいかないの~? 友、だってほかの人がベッド共有しているって思うといやだもん Q、でも彼氏の部屋が汚いとか散らかってるとか気にならない? 友、それでも私はその人の布団がすきなのよ…

本日も稽古

さいきんになってやっと高校時代に享けた、指導の意味がわかるようになった。 「両肩をひらくように」とか「胸をひらくように」と言われても、 あのころはチンプンカンプンでまったくできなかったのが、 最近になってその意味がわかった気がする。 今までガ…

コツ

本日の稽古、150射す。 毎回窮屈な射をする小生を見かねてか、 Y先生が一言。 その弓ならそんなしんどく引かんでもいいやろ、と。 小生の弓は一般の男性が引く弓力よりもちょっと強いものである。 それをあっぷあっぷしながら、いつも矢数ばかり無駄にか…

ちょうしあがらず

ふたたび弓の話題。 今日の稽古にて、矢勢冴えず、的中低く、総じてキレなく。 斯様な弓を引いている様では吾人の技量もたかが知れるなり。 安い射ばかりが目立ち、周囲の失笑を買う。 あるいは、自らの後ろめたさがこう笑を生むのだろう。 昨日に喜び、今日…

肥後蘇山

肥後蘇山は熊本の合成繊維の弓なり、 合成弓にもかかわらず裏ぞりがあり構造が竹弓に近いとされる。 もともと製造元は矢師(竹矢を作る職人)だったそうだが、 (熊本は矢師がたくさんいるそうな) いまは肥後蘇山という商品も世に問うている。 小生が使う二…

和帽子エッセイ

また弓道の話。 私がつかっているユガケは和帽子と堅帽子である。 さいきん堅帽子を買ってみた。 使用するのは九年ぶりだが、三日で慣れた。 さいきんよく行く道場で弓道教室が開かれている。 初心の者に堅帽子をつかわせて大の字離れである。 ジュラルミン…

一燈斎と思い出

一燈斎は都城市の弓師である。 弓力以上に分の厚い威容が特徴。 高校のころは五分のものを引いていた。 古い弓で私より一回り以上はなれた先輩が道場においていった代物らしい。 矢摺籐がはがれ、うらはずが剥離した弓を弓具屋にもちこんで無理に直してもら…

弓鹿

さいきんMac bookを使用している。 ことえりという変換機能がおばかちゃんすぎて使い勝手が悪い。 (これはWindowsのATOKにあたる) 語彙の絶対数が少ないのと、 連語関係のつながりを見抜く力がかけているのが原因だと思う。 「きゅうどうにいそしむ」と入…

柴田勘十郎

京都の五条御幸町上った辺り、彼是四六〇年続く柴田勘十郎という弓師がいる。 戦後に一度工場が途絶えたが近年急速にその伝統を遡及し復しつつある、 というのは東京の長谷川弓具店のおばちゃんにかって聞いた言だ。 先日その工場を訪ねる。出てきたのはさわ…

保守的

自分ではわりかしイレギュラーな人間だと思っているが、 知り合いの外国人にはよく「君は保守的だね」とか「受けた教育が君をそうさせるのか」云々といわれる。 後者の指摘に関しては、周囲に可もなく不可もない水平的な人間関係を築こうとする行為、をいわ…