2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえ

弓の古典を読んでいると、雨露離(うろり)とか鸚鵡(おうむ)のはなれとか、 比喩的な表現がならぶ。 吉見順正の射法訓(18世紀後期)はどこの道場にも飾ってあるかもしれない。 秘伝書なのか詩なのか非常に微妙な代物である。 唯一技術的な指摘は、 「弓手…

Y先生

昨日の稽古、 道場でY先生が小生の弓に着目。 普段はグラス弓ばかり引いているからか、 さりげなく竹弓の仕掛けを結んでいるところが目についたのだろうか。 「こりゃ何て銘や?」 「羽津半兵衛です」 「羽津さん知っとんのか?」 「麩屋町のあたりに工房が…

ハードコアな日々

銭湯から帰ってきたら奨学金の面接案内が来ていた。 11月12日、於東京。 射会の前々日だし、 しかも弓の買い出し予定日の一週間後にゃ 東京に二回行くか 一度で両方済ませてしまうか 面接のときに弓のことまでケアできない気がする 両方一度にやってしまうと…

週末

一週間燃え尽きた。 怒濤の弓道の日々。 (勉強は?) 今夜は銭湯で汗をながす。 下宿にシャワーしかないので湯船につかるのがちょっとした贅沢 俺の住んでいる区には32軒もの銭湯が有る。 学生街だからねー 全てコンプリートするのがちょっとした贅沢 (時…

今日の稽古

今日の稽古。 104射48中。 さいあく。 来月に奨学金の面接が東京であるのだが、 それに併せて弓を購買するか、 前倒しして弓だけ10月に買いに行くか思案中。 一週間ほど前に弓具店に連絡を入れなければあの堅気な店では売ってくれない気がする。 どうしよう…

さいきん異様に体重が減った 学部在学中は68キロだった体重がこの夏に64キロになった。 留学中のジム通いの日々でも69キロだった。 失恋したときでも痩せたことがないおれが、ありえん。。。 とりあえず やせた理由その一、弓のひきすぎでダイエット、の二次…

先生

今日の稽古。 女子大の弓道部が練習に来てた。 学校に道場がないため市営の道場に間借りをしている。 そこにおばあちゃんがひとり。 よぼよぼの腰が曲がった四キロの弓を引く米寿の婦人 弓はリハビリよ、が口癖。 実は先生で、女子大生の指導をしているらし…

来月

来月、東京に弓を買いに行く。 三田の弓具店に行く。 森茂夫を買う。 一燈斎も買う。 でも来月なのだ。 念願の森。 黒ニベ 楽しみ過ぎて眠れない。 買うのは六分。 弱弓では女も守れない。 的へ豪速矢一閃。 ひゅー、どん。 楽しみ。

雑記

10月16日 蚊が最後の吸血をもとめて彷徨う 宮川町 燃やし終えたはずの夏 300射の弓より つかれた

雑記

修論提出まで三ヶ月か。もう書かないとね。 最近の弓の稽古での浮き沈みの激しさが、今の生活のすべてを物語っている。 タバコスパスパとハイテンションな夜。 胃痛と常備薬の悲しみ。 資料集めのメンドクサさに押しつぶされ、帰宅して疲労し寝る一日。 留学…

美容

さいきん肌がぴちぴちしてる。 朝、顔を洗うとき、肌の水はじきがよくなっている。 今日も友達が同じことを言った。 ということは、 弓の効果か? ぴちぴち肌=生活の充実?、 おもいあたる充実の節はことし弓を再開した以外にない。 3月頃に再開したときは…

古弓

竹弓を買った。 羽津半兵衛という京都の弓師の作である。 維新前後の京では七〇前後の弓工房が五条付近にあったらしい。 昭和中期には二軒に減り、現在は一軒を残すのみである。 昭和になくなった一軒が羽津。 薩摩成りのようにグラマラスな格好とは打って変…

試合と進路と将来と

大阪で弓の試合に出場した。 八年と四ヶ月ぶり。 結果は八射三中の予選落ち。 自分惨めすぎ。 くやしさを通り越して、道化的な嗤いが… くそ、あいかわらず本番に弱いな。 気分を切り替えて、違う話題。 おととい修論の中間発表会が終わった。 中間発表会のプ…

試合

ひょんなことから今週末に大阪で開催される関西圏の大学のOB戦に出場することになった。 先日知り合いになった府立大出身の人にお誘いを戴き、会の知り合いと三人での出場である。 出身学部で弓を引いていなかった私もなんとかねじ込んでもらった。 しかし届…

お前の弓は弓やない

おとといのこと、尊敬するY先生に射を酷評される。 とくに手のうち(弓を握る左手)の働きが死んでいるとのこと、 まだ私より的中のでない少年の方が働きを分かっている云々、 右手の親指が下を向いてしまっており離れ方が悪い云々。 「お前の弓は弓やない」…

普段通っている道場で会に入るお誘いを受けていた。 ずっと悩んでいたのだが今週ついに入会した。 昇段審査や試合に出場するには所属が必要ということもあった。 野良の弓引きを継続しようとも考えたが、たまには思い切ったことも必要である。 本日は歳の近…