2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

団藤重光死去

赤門の近くのある団藤先生の家にお邪魔して、そこから上智大学での講演会にお供したことがある。 先生は腰が悪かったので、大学の前につくとすぐに車いすにお乗り頂き、 それを押したのが懐かしい。 かれこれ六年前の話である。 家の玄関先では奥様がお見送…

梅雨

梅雨入りした。 弓にとって大敵である湿気の到来である。 湿度計が常に100%を行ったり来たりしている。 新弓は使えないし、枯れた弓を出して使うことにした。 どうにも秋口くらいには冴えない弓だと思っていたやつも、 こうして水気を吸収すると往時の潤い…

序文

小説家がもっとも表現に窮するのが序文であるという。 いうなれば第一声になにを持ってこようか思案する演説家と同じ悩みをかかえているのである。 まっ、そんなことはどうでもいいが。 今日も弓の話題。 さいきんスラムダンクを読み返した。 完全版だったの…

三人

ひさしぶりに弓の試合に出た。 三人一組の団体戦で、一二射×三人、計三六本の勝負である。 かれこれ一月ほど三人で練習を重ねたが、これが見事に失敗の連続である。 どうやっても一二分の七本が最高なのである。 三人の意識には同様の停滞感が流れていた。 …