試合
ひょんなことから今週末に大阪で開催される関西圏の大学のOB戦に出場することになった。
先日知り合いになった府立大出身の人にお誘いを戴き、会の知り合いと三人での出場である。
出身学部で弓を引いていなかった私もなんとかねじ込んでもらった。
しかし届け出では、N大学出身となっている。
学生弓の世界では強豪中の強豪である。
当日、「N大学!?すごいやつがくるな」とか思われてしまいそう。
「あっしは体育会所属のほうでなく、サークルのほうでして…」
などと言い訳してみようか。
さもあれ、まったく無縁な部の看板を背負うようになってしまった。
責任重大である。
だが勝ちたい。
看板や面目などとは関係なく、今むしょうに勝ちたい気持ちが興っている。
それ以上の理由はなにもないが、ただ勝ちたい。
さいきん色々つらいこともあるからか、いまだに自分が精神的に脱皮していないからかは知らない。
だが勝ちたい。
勝ちたいのだ。