2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
渡辺崋山、 先日、その四字が読めなかった司書に唖然とするも、 これならば浅学な吾人でも、容易になれよう職だといふ思ひが一寸心をよぎる。 他人の無知を責めるには謂なくも、 彼の司書の無知は元来、司書職に知識が必要とされない証左であろうか。 安きは…
最近増えすぎた書籍を少しづゝ放出して居る。 数えるのもうっとうしいほどに山積した本の集塊から、 今から回顧すれば何故購入してしまったのか訝る程の駄本を抜き取り、 目録作成した後、某有名書籍販売ネットに上梓してゐる。 日銭を稼ぐほどにも満たない…
値段が千円の本なら、やはりそれが示すものは千円相応の内容である。 学術に関係する書籍であるならばさらにその傾向は強くなる。 しかしそれが廉価販売を目的として文庫版にリサイズされた書籍であるならば、 そう考えることは適当ではない。 アントン・レ…
日々の幸せには二つと同じものはあらず。 並木道を歩んだとき一瞬嗅いだ新しい季節の香り、 それは常に未知なる未来の香りである。
図書館から『エロティシズム』を借りて居る。 ジョルジュ・バタイユの著書だが、これに関して困ったことがひとつある。 それは、その図書館では本を貸し出す毎に感熱紙の伝票が発行する決まりがあるが、 その紙上に著者の名前が記載されていないことだ。 司…
生死、優劣は人身の場所によりけり、 これ不平等の起源なり。
・なぜミルクシェークを未だミルクセーキというのか ・なぜ英語を日本語に訳文すると早足な文章が出来上がるのか ・なぜカーライル研究は今世紀に入るずっと以前から下火なりしか ・なぜIMEパッドを起動するとウ冠がすでに書いてあるのか ・なぜ舞台上の歌舞…