ラトビアでのボランティア(2)

子供たちへの英語教育方針を考えるため、

我々ボランティアは初日の活動が終了した時点でミーティングを開いた。

というのも、「何とかなるだろう」とその仕事を見下していた結果、

初日の授業は最悪のものとなったからだ。

男の子たちは机に縛られるのを嫌い、女の子たちはつまらぬ授業を嫌う。

我々は、ボランティアと生徒間の自己紹介が終わった後に何をするか、考えてもいなかった。

結局はサッカーをしたり室内で遊んだり、英語の授業はほどんど行われなかった。


ミーティングでは、

・40人ほどいる子供たちを年齢別に4つのグループに分けて、教えること

・外でのスポーツと室内の授業とのバランスを整えること

・一つのグループは原則2、3人が受け持ち、何を教えるかは彼らに一任されること

が決められた。

そしてグループ分けになり、

私はルーマニアとベルギーの女性たちと一緒になった。

彼女二人とどんな授業をするか、検討になったのだが、ここでもConflict(もめごと)はあったのだ。

-続く-