雑感

お前の弓の引き方監督に似てきたな。

っと道場でいわれ、そりゃそうださいきんずっと習ってるんだもの。

鬼の指導を受け続けはや二ヶ月。

なるほど、これはこういうことなのか、っていう感触はちょくちょくあるんだけど、

あんまり中るようにならない。。

それでも一割増しくらいにはなったか。

「ほら見てみ、あの手の内を真似するんだ」

「あー、うんうんなるほど」

っと一部では良い見本?になってるらしい。

どうでもいいけど聞こえるところであんまり言われると意識しちゃうからだめね。

それに弓もある程度までいくと真似しても上手くならなくなる。

そりゃそうだ、1年生じゃあるまいし。

僕もフォームをまねしないでください。

っと中日の落合がかつて言ったらしいが、

それと同じで射は結局その人のものだから、真似しようがない。




それと、さいきん監督の大倉重十郞の関板が剥がれたらしい。

先週末くらいにやけに変な音たててるなと思ったら案の定壊れてたそうな。

射礼の最中にはがれたそうで、一射目抜いた次の矢は上狙って中てたらしい。

やるな。

「膠じゃないし高い弓やないから、ええけども」

勿体ない、くっつければまだいけまっせ!

この時期は汗ばむし弓は弱なるし、いいことないね。

本格的に合成弓の時期に入ってしまった感あり。

秋まで竹弓も本気モードで引けなくなってしまう。

しかし意外に梅雨時は後は枯れた弓が復活するから面白い。

30年くらい経た竹弓はむしろこの時期のほうが矢飛びいい不思議。

人間で言うと不惑ぐらいの歳なのだが、弓にも飛びにもツヤが出てくる。

おいオッサン、あんた秋口でカラッからだったのに良くなっとるがな、ってね。

そのたび自然とのつながりを実感。

弓っていい。