かけは貸すべからず

道場でまったりしてたら、とある人から「かけ貸してくれない?」

といわれまあどうせ大して引けないだろう、意外に和帽子は使い手を選ぶんだぜ

自分の世界で自己完結しないでいっちょ勉強させましょ、と思いスペアの帽子を貸す

「これ手首の力を抜くの難しいね、しがんでしまうわ」

ね?これ使いこなせたら堅帽子なんて楽勝だよ

と鼻高々。

しかし一本引いただけなのに返ってきた和帽をみるとどうも中指のあたりが汚れてる

あんたどれだけ…

っと思ったらどうやらギリ粉をつかったらしい

ドゥ素人が

和帽子にギリ粉をつけると離れない+帽子の革が削れて使え無くなる

歯ブラシで丁寧にクリーニング

このかけに絶対にギリ粉は使用してはならない

そういうこと言う人も知る人もいないんだから分からないのはしゃあないけどさ、

まあかけはやっぱり人にかすもんじゃないわ