reperesentations

高山宏の訳者あとがきにしばしば登場する”representations”を図書館で借りてみた。

天啓のように現れる云々、と表現されたコロンビアア大学出版のこの季刊ジャーナルは、

吾人の語学力では読めない。

合掌・・




四週間ほど前から吾人の英語力、もとい言語能力そのものが崩壊状態にある。

外国人の席で通訳するときに右手と左手をあべこべに誤訳し、周囲に訝しがられ、

なんであんな目で見られたのだろうか、と下宿の五畳半で端坐し迷妄していたときに、

はじめて鏡像の過ちに気づき、羞恥心から孤独のうちに発狂し、夜の闇の中へ飛び出し、

山をかけ上がり、月明かりが照らす森奥の社を通過し、両脇の景色が飛ぶように去りゆくと思えば、

わが両手は地面につき、四つ足で疾駆しており、はたときづけば、吾人はトラとなっていた。

そうして言語を忘れ、湧水にのどを潤し、ビブラートを効かせ、あべこべに用心して、

暁の明星ではなく、スカイラインの残月に咆哮しよう。

そーれ、がるるるる




ここ最近はずっとこんなかんじ。