2007-06-11 新居 景色 #ヨーロッパ 色々とごたごたがありつつも団地に引っ越した。 ここから見る光景はなんとも無味乾燥である。 品川の住宅地区の最西端からみる景色の先にはコンビナート地帯が無限に広がっている。 手前に見えるのはJRの車両基地で昼夜を問わず汽笛の音色が聞こえてくる。 その上空をたまに横切るのは羽田に着陸する飛行機だ。 夜空が曇っているときにはコンビナートのオレンジ色のライトが夜空を赤に近い色に照らす。 それに海が近いからだろうか、 天気は不安定でときどきスコールのような雨が突発的に降る。 しかしその空気は海風を含んでどこか涼しげで、 それが味気ない新居をどことなく風流にする。 ここは、そんな場所である。