2005-09-16 冬の朝 外国人の話 #その他社会学 ここ数週間で、ストックホルムは急に冷え込んできた 陽は一日に四分ずつ短くなり、真夜中になると息もわずかな白を帯びる 季節は秋を通り越し、急に冬に移ってしまったかのようである 東京で育った私としては、気温計が10℃以下を示せば、それはもう冬なのである そして寒いのは大嫌いである 冷え込む冬の朝は、布団から出たくない、と考える このまま寝ていられたら、私はどんなに幸せだろう、と考える 時として、本当に寝てしまって、学校に遅刻することがある そのときは、なぜか不幸な気分になる