後輩

英語の課外授業で知り合った後輩と色々話をした。

どうも留学をしたいようで、私の体験談を聞きたかったようなのだ。

今はトーフルの点数が微妙なので、彼女は留学試験に応募しようか悩んでいた。

以下は会話の内容である。




私:そうだねー、あと10点くらいあれば間違いなく書類審査は通るけども。

後輩:そうなんですよねー、今はどうやって勉強したらいいかわからないんですよー

私:M師(日大で有名な教授)の授業とれば?

後輩:いやぁー、あんまあの人の考え方が好きじゃないんでー

どうも、彼氏と別れてまで英語に専念しなさいとか言われるのがいやん、なようなのだ。

私は彼女が語尾が長くなる独特の話し方をするのはなぜだろうと、頭の片隅で考えつつも、

どうするべきかアドバイスを考える。





私:じゃあとりあえず、私が教えてあげるから週末までに英文を読んできなさい。あと単語を覚えて。

結局はM師のやり方を踏襲するのだが、私がやるのなら、まあ許されるのだろう。

後は適当にはげましておこうか。

私:わたしも大学一年生のころはfundamentalの意味すら知らなかったよ

後輩:えっ、なんすかそれ?

私:えぇっ?知らないのかぁー、でもまだ二年生だもんねー、うんうんうーん、なんとかなるよー

気がついたら私までつられて語尾が長くなっていることに辟易(へきえき)しつつ、

できる範囲で彼女の世話をすることにした。















なんかやること増えてしまったぞ。