日没

遂にスウェーデンの日没は、午後4時をきってしまった。

それだけを聞いていると「なんだ日本の冬と変わらないじゃん」と思われるかもしれない。

しかし日中でも太陽は斜めに上り、曇り空がその直射日光を私から奪い取るのである。

冬の間、スウェーデンの自殺率は上昇する。

それはこのスウェーデンの空の下にいて始めて理解できることであろう。

とにかく暗い、日が短い。

そして「明日こそ早起きして、日の光を多く享受しよう」と思い立ち、また寝坊する今日この頃。