格言始め

「夜なのに、僕が見るのは、あおいそら」
思わず笑ってしまった。

では私も何か格言のコーナーを始めようではないか








さてと
最初の格言は…
















                              Here's looking at you, kid.
                                (君の瞳に乾杯)









 
                                 キザかい?
                                 ( ̄ー ̄)ニヤリ






これはハンフリー・ボガートしか使えないフレーズ
あまりにキザ過ぎるので、普通に使うと引いてしまうという恐ろしい言葉
私のようなビビリは酔っ払ったときに冗談でやっと言える程度
というかこれは、よく考えたら格言なんかじゃない( ; ゚Д゚)シマッタ
彼を知らない人は『カサブランカ』を見れ












<ここからはネタばれ注意>



                      

 








                           『カサブランカ』を一言で表現すると

 

                      「再開した元恋人に散々悪口を言った後に許す男の話」

 
                                 です ( ゚Д゚)ポカーン













ちなみにこの映画において「君の瞳に乾杯」とは誤訳です
確かにアメリカ人に聞いても「それは乾杯って意味だよ」というけれど
劇中においては、必ずしもそうではありません


ハンフリー・ボガートが演じるリックは3回(うる覚へ)この台詞を使っているけど
それは主として、彼の恋人だったイルザをなだめる為に使っておるとです


一回目は二人がまだパリで仲良く交際中だったとき
リックがシャンパンを開け、二人で飲むときに始めて使われます
これは純粋に乾杯の意味

二回目はパリにドイツが攻めてきたとき
不安になったイルザを落ち着かせるために使ってます
このときも酒は持ってたから、まあ乾杯の意味です

三回目は物語のラスト
ついにイルザがアメリカに脱出できるというところで
「俺は行かん」とその場に残ることを伝えたリックに
イルザが「あなたとじゃないと駄目…」みたいなことを言います
その時にリックが使う Here's looking at you, kid. は
「俺はいつだって君を見ている、だから心配はいらないよ」
という意味なのです

まあ三回目だけ違う意味だ!ってことだ、うん。




















この後にもリックは悲しむイルザに We always have paris. と言っております
「俺たちにはいつだって、あの素晴らしいパリの思い出があるじゃないか」
という意味



















  
                               渋すぎるぜリック
                        (;´Д`)俺は許しちゃうヨ! ハァハァ(何を?)















ちなみに主題歌の As time goes by はかなり有名(私的に)
一度お聞きください
イルザを演じたイングリッド・バーグマンスウェーデン人です
こないだまで知らなかったorz